4⼈は秘密組織のメンバーである。とは⾔ってもスイーツ好きの集まりであるが。そのため、互いを呼び合う時には本名ではなくコードネームを使う。 旅⾏で離島のコテージに来た4⼈は、嵐により孤⽴してしまう。その場から移動できそうもないので、コテージで⼀夜を明かすことになった。 誰ともわからない「殺⼈でも起きそうだな」の⼀⾔に笑い合う4⼈。 笑い話で終わればよかったのだが……

矛田（むた）大学理工学部高本研究室　夏の長期休暇明け、空っぽになった研究室を見て関係者たちはただ立ち尽くしていた。 大学構内の研究室で発生した窃盗事件…どうやら犯人は最近巷（ちまた）を騒がせている渦巻怪盗団らしい いったい怪盗は誰なんだ？4人は夏季休暇中の記憶を頼りに犯人を探すことにした。

ここは超能力養成所μ（ミュー）、超能力者たちが己の力を向上させるため特訓に訪れている。平和に過ごしているかと思われた、クリスマスムードも終わり20XX年の新年を迎えようとしたある日事件は起こった。 そこの養成所にある限られたメンバーしか入れない特別室、そこにあってはならないものが転がっていた。

「大変だ…アインが…フィーアに殺された…」そんなことをドライが言ってきた。 「そんな訳ないだろ」ツバイは鼻で笑っていつもの場所でおしゃべりしていると…背後に気配がそこには…アインの姿があった。 なんだただの見間違いか…いつも通りのトモダチのお喋りが始まる…。

さて君たちは日常が急に変わってしまった経験はあるだろうか？ 日常は1本の電話で非日常に変わる。 平穏だった日々はどうなってしまったのだろうか、今回はその追体験をしてもらおうと思う。