七年ぶりに再会した二人。 幼い日の青空の下、海辺で交わした小さな指切り。忘れたはずの約束と想いが、静かに息を吹き返し始める。

収録シナリオ 『健康で文化的な最大限度の生活』 『やや不健康ながら文化的ではあるそれなりの生活』 『機械たちの時間』

時は大正 ハイカラ達が闊歩する、大正ロマンの最盛期 その時代に生きる華族の一人娘 一条華乃子 名家のしきたりに縛られながらも、心のどこかで「自由」を夢見る女性 そして、遠い未来の現代。 忙しない日々の中で、過ぎゆく時の流れに思いを馳せる男性 藤崎宗太郎 決して交わることのないはずの二人 けれど時の狭間が静かに揺らぎ 時を超えて出逢った二人の物語 その結末は、あなた様の手によって紡がれるのでございます

街の路地裏にある、幻のBAR。 マスターがカクテルに合った物語を紹介してくれるらしい。 今宵、マスターからどんな物語が聞けるのだろうか。 それは、行ってからのお楽しみ。

創設から25年たった笑ー１グランプリ。 アマチュアから一流芸人まで幅広く門戸が開かれている漫才大会。 あなたたちは、渾身のネタで頂点を目指す。

二つの時間が、静かに交差する。 過去と現在。 父と娘。 それぞれの選択が、やがて一つの結末へと収束していく。 時を超えた対話の中で、 少しずつ明らかになる真実。 全ての謎が解けた時、二人は究極の選択を迫られる。

【夕影坂の影法師(ゆうかげざかのかげほうし)】 あらすじ 夕影坂(ゆうかげざか)の恋のおまじない。 灯火祭(ともしびさい)の日没の時間。 夕影坂にある大きなカエデの木の影と自分の影が重なった瞬間に、想い人の名前を呼ぶとその人に想いが届く。 荒川由香(あらかわゆか)はおまじないをするために、幼なじみの田中優斗(たなかゆうと)と夕影坂を訪れたのだった。

17歳の少女詩（うた）に突きつけられたのは 失敗すれば死に至る手術か、 何もせず余命一年を過ごすかという過酷な選択。 決断までの時間は、わずか7日間。 そんな彼女の前に現れたのは、 退院を間近に控えた19歳の青年 悠真（ゆうま）だ。 ７日間という短い時間の中で あなたは何を伝えますか あなたは何を選びますか

休日の午後、落ち着いた喫茶店での一幕。

ふたりは気付いたら、真っ白な空間にいた。 自分たちは悪魔と戦っていたはずだった。 なのになぜ……？ ふたりが進む先、そこにある選択とは。