【ある英雄の手記】　 Hole（ホール）には竜がいる。 しかし竜ではない怪物がいることもあった。 Holeには多くの財宝が眠っている。 しかし未知なるモノが眠っていることもあった。 それは古代の遺物のように見えた。 それは数世紀先の創造物のようにも見えた。 未知なるモノを【レリック】と呼ぶことにした。 ー時は流れ、ジルコンシンポジウム開催から数百年ー 伝承を頼り、幾多の冒険者たちがHoleに眠る財宝に挑み、朽ち果てていった。 そして遂に辿り着く最下層。 そこに待ち受けていたのは財宝ではなく絶望の象徴。 空気を裂き、大地を揺るがす大災の権化。 絶望が目前に広がる中、それでも彼らは信じていた。 「ここが終わりだ」 「ここにこそ、答えがある」 【レリック】を求めて集った者たち。 その手にあるのは力か、知恵か、あるいは裏切りの刃か── Holeに眠る“レリック”の謎を解き明かす、戦いが今、始まる。

これまで数々の難解なバラバラ事件を解決してきた精鋭チーム『バラバラ事件捜査班』 無惨な殺人事件の一報が入り、バラ捜班のメンバーはただちに現場へ急行する。 散りばめられた証拠、食い違う証言、隠された真実。 ——彼らの推理力とチームワークが試される。

4年に一度、ジルコンの力を活用した世界中の最先端技術が集結する「ジルコン・シンポジウム」 虹色に輝く空と、８本足の馬に引かれた大型馬車が駆け巡る華やかな会場には、観客たちの興奮と期待に満ち溢れている。最大の見どころは、各国代表の一般参加者による新発明のコンテスト。これまで未来を切り拓く数々の新技術が披露されてきたコンテストに観客の注目が集まる。 しかし、大勢の観客が見守る中、司会者がステージ上で突然倒れてしまう。 参加者たちが持ち込んだ新しい技術が犯行に使われたのか？果たして、事件の真相とは？ ジルコン技術の未来と影。『PROJECT ZIRCON』の世界観で繰り広げられる壮大な謎解きと騙し合いの幕が、今ここに上がる。

『サイコメトリーとは物や人に触れることで、その中に宿る過去の出来事や記憶・思念を読み取ることが出来る能力である』 人気番組【ウズウズテレビショッピング】の放送終了後、司会者の死体が控え室で発見された。犯行には番組で紹介をされた個性溢れる製品たちが使用され、そこに宿された記憶・残留思念が事件の鍵を握る。 人見知りで人に接するのは苦手だが、製品にはめっぽう強気な販売員【サイコメトラーSEKIO】が凶悪事件の謎に挑む。

テレビの前の視聴者のみなさん、こんばんは。都市伝説マスターの秋関男 です。 みなさんは【地図から消された島】って聞いたことあるよね？ T原市(てぃーはらし)の沖に浮かぶ通称【うさぎヶ島】 今でこそ、うさぎの楽園と呼ばれてるけど、でもこれはあくまでも表向きの話。その裏には過去に起きた悲しい事件が隠されてるんだよね。 当時、この島にあった研究施設では日々、過酷な環境の下で【秘密兵器の開発】がされていたって言われているんだよね。 ある日、施設内で最高機密兵器の実験中に重大な事故が発生、開発中であった毒ガスが大量に外部に漏れ出してしまったんだ。 そのガスは、精神を侵食し、生物の意識を喪失状態に陥らせ、死者の様に振る舞わせる、いわゆる【ゾンビガス】 ゾンビガスは風にのり、海を越えT原市全体を包み込んだっていわれてるんだよね。 その後、施設は閉鎖され、外部との連絡は断たれて、【地図から消された島】となるんだよね。 今回の『ぶらり、都市伝説の旅』はゾンビ伝説が語り継がれる、ここT原市からぶらりとお送りしていきます。 信じるか信じないかは、あなたの勝手！