オンラインぼっち作品
(3作品)
オンラインぼっちが作成したシナリオ一覧
HAND OVER
オンラインぼっち
気が付くと、見慣れたはずの職場のオフィスビル、その9階ベランダに自分は立っていた。
ついさっきまで違う場所にいたはずなのに……。
夜遅い時刻だろうか。
なぜ自分がここにいるのか、皆目見当もつかない。
馴染みのあるはずの場所に、ただ茫然と立ち尽くす。
周囲には同様に困惑した表情を浮かべた見知らぬ人間が二人。
そして、我々の眼前に佇むのは、明らかにこの世の者ならざる、禍々しい様相の女の影。
女の影は低い声でボソリと呟く。
「―――ワタシ ヲ コロシタ ノハ ダレ――――」
わけが分からない。
この怨霊(?)の言葉を信じるならば、誰かが死んだというのか?
そしてこの中に犯人がいるのか?
女が非業の死を遂げた時にたまたま近くに居合わせたという、ただそれだけの理由で、見知らぬ男女3人がこのビルの9階に閉じ込められたのだとしたら……。
怨霊が求める真犯人を突き止めぬ限り、この悪夢から逃れる術はないのだろう……。
3
95
2025/09/07公開
いちごのかくしごと
オンラインぼっち
今日は、新進気鋭のライトノベル作家「甘森イチゴ(あまもりいちご)」の誕生日。
彼女の自宅で、ささやかなホームパーティーが開かれることになっていた。
「せっかくみんな集まるんだし、当日はみんなでケーキを作ろう。
材料は私が用意しておくねっ!」
主役の希望を断る理由なんて、誰にもない。
台所に笑い声が響き、泡立て器の音が弾む。
そうして出来上がったのは、シンプルながら可愛らしい苺のケーキだった。
テーブルには笑顔とおしゃべりがあふれていた――その、ほんの数分後。
イチゴが突然苦しそうに口を押さえ倒れた。
白い泡が唇を濡らし、空気が一瞬で凍りついた。
そんな中、誰かがテーブルの上を見て、小さく息を呑む。
ケーキの皿から、カードがひらりと滑り落ちたのだ。
―――― "ヒミツ、知ってるよ" ――――
可愛らしい筆跡で書かれたその文字が、場の空気をさらに冷やす。
これは――誰かの故意? それとも、偶然の事故?
4
85
2025/12/25公開
NEW
犯人多すぎ問題 - 探偵さん、わたしがやりました -
オンラインぼっち
とある離島の民宿で、宿泊客の一人が死体で発見された。
従業員には皆アリバイが存在する。
犯人は4人の宿泊客の中にいるはず。
宿泊客の一人が声をあげた。
「この名探偵のボクがいる時に犯行を行うとは犯人も愚かなり!
安心しなさい諸君!
こんな事件なんてスパッと解決してやろうじゃない!」
どうやら探偵が客の中にいたようだ。
周りがどよめきに包まれる中、他の宿泊客たちが次々と名乗りをあげる。
”探偵さん、わたしがやりました!!!”
犯人を主張する人物が.......3人も!?
多すぎない!?
人生で一度は言ってみたいセリフ
「探偵さん、わたしがやりました」を言えるストーリープレイング、開幕。
4
75
2026/06/28公開