あらすじ
気が付くと、見慣れたはずの職場のオフィスビル、その9階ベランダに自分は立っていた。 ついさっきまで違う場所にいたはずなのに……。 夜遅い時刻だろうか。 なぜ自分がここにいるのか、皆目見当もつかない。 馴染みのあるはずの場所に、ただ茫然と立ち尽くす。 周囲には同様に困惑した表情を浮かべた見知らぬ人間が二人。 そして、我々の眼前に佇むのは、明らかにこの世の者ならざる、禍々しい様相の女の影。 女の影は低い声でボソリと呟く。 「―――ワタシ ヲ コロシタ ノハ ダレ――――」 わけが分からない。 この怨霊(?)の言葉を信じるならば、誰かが死んだというのか? そしてこの中に犯人がいるのか? 女が非業の死を遂げた時にたまたま近くに居合わせたという、ただそれだけの理由で、見知らぬ男女3人がこのビルの9階に閉じ込められたのだとしたら……。 怨霊が求める真犯人を突き止めぬ限り、この悪夢から逃れる術はないのだろう……。
キャラクター
清掃員
せいそういん
40代男性。 幼少期の頃からパッとしない性格。 バイトも転々としつつ、現在は清掃業の夜間バイトをしている。
会社員
かいしゃいん
20代男性。 怖がりで小物タイプの性格。でも、見栄っ張りで常に周りの目を気にしている。 愚痴が多くよく喫煙をする。
塾講師
じゅくこうし
30代女性。 責任感が強く、真面目な塾講師。 普段はテキパキと仕事をこなすタイプで、真面目すぎるきらいはあるが、人間関係に影響が出るほどではない。
制作者のコメント
このHAND OVERが初めてのマダミス作品になります。 もし不備とかあれば気付いたところはなおします~。 遊んでいただいた方は何かしら感想をいただけれると嬉しいです! 普段は気ままにVtuberしてます。 【クレジット(敬称略)】 画像素材:Freepik BGM素材:DOVA-SYNDROME SE素材:効果音ラボ、無料効果音で遊ぼう!、AudioStock