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次はオマエだ
モント屋
君たち六人は、難多良(なんたら)大学の写真サークルに所属している。所属しているメンバーのソラ、サキ、さくらの三人は今年で卒業だ。卒業前の最後の活動として、ソラの所有している別荘へ、全員で旅行することになった。メンバー全員で集まるのは、あの悲惨な事件があって以来、一年ぶりだ。
一年前、君たちのサークルには、ツキコというタイヨウの一歳年下の妹が所属していた。ツキコは誰にでも優しく、笑顔が似合う女性だった。そんなツキコが急に、「生きているのに疲れた。さようなら。」そう手紙を残して自殺をしてしまった。自殺の原因は不明で、現在も分かっていない。
そんな中、この卒業旅行が開催された。ソラの別荘へは、ソラの車で何時間もかかり、到着したのは夕方だった。別荘が建っている辺りはソラの私有地であり、君たち六人以外は誰も居ない。別荘の周りは自然豊かで、プライベートビーチまである閑静な場所だった。夕食の時間まで君たちは、各々自分の時間を過ごした。まさかこの時は、さくらが殺されるなんて、思いもしなかった。
さくらを殺した犯人は、君たち五人以外あり得ない。さくらの部屋には血文字で「次はオマエだ」と書かれていた。警察が到着するまでの時間、君たちはさくらの身に何があったのかを調べることにした。
犯人を拘束しなければ、新たな犠牲者が出るかもしれない。