
χωροχρονικό
やぴ
◆あらすじ
世界が崩壊してから、もう1週間。
ゾンビがさまよう都市の片隅、廃病院を拠点に、3人の男女は細々と生き延びていた。
ひとりは、真面目で責任感の強い青年・大和 紡(つむぐ)。
もうひとりは、明るく自由奔放で、よくパンツを履き忘れる天然娘・倉田 万葉(まよ)。
そして最後のひとりは、記憶を失いながらも女物の下着に異様な執着を見せる、
機械じみた仮面をつけた謎の男
食糧は乏しく、希望もない終末世界。
それなのに彼らの会話は、なぜか異様に平和でバカバカしい。
スカートの中、スカベンジの計画、パンツの哲学、風速と布面積の関係……。
ゾンビの恐怖を笑い飛ばすように、3人の奇妙な“終末日常”は今日も続く。
しかし、仮面の男の口からときおり漏れる謎の言葉、
そして紡と仮面に漂う妙な既視感――
これはただのノーパン喜劇か、それとも運命の再演か?