
【マジャミス】麻雀xマーダーミステリー
リューハ
都内から遠く離れた静かな山あいに佇む温泉旅館。
そこに全国から強豪たちが集まり、麻雀界最高峰の大会ーー雀聖杯 が開幕していた。
大会の中心にいるのは、主催者であり、麻雀界の重鎮、白石玄斎だ。
長年、麻雀界を支えてきた彼は、選手にとって畏怖と憧れの対象であり、スポンサーやマスコミからも一目置かれる存在だった。
前年までは白石もプレイヤーとして参加しており、優勝しない年の方が少ないくらいだった。
そんな彼も世代交代の時が来たと悟り、今年は名誉顧問として大会を見守っていた。
大会初日の朝。
集合時間になっても白石が姿を見せない。
彼の部屋を訪れると、そこには荒らされた室内と、床に倒れた白石の亡骸があった。
被害者に接触した可能性がある5人で行われる、「疑念の一局」が始まった。