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ウズで遊べる文章量が多いのマダミス一覧

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Scarlet sage -サルビア- background image
Scarlet sage -サルビア-
ユキ
「……って言うんですか?!」 女の子の怒鳴り声で意識が覚醒する。目を開けると、白い天井があった。 「ヒカリ!目が覚めたんだな、よかった…。」 男の子の声が聞こえそちらに目をやると、警察官のような中年の男性と、高校生位の男女がいた。 中年の男性は本当に警察官らしく、警察手帳を私に見せながら簡単に自己紹介を済ませると神妙な面持ちで続ける。 「目覚めたばかりで申し訳ない。…ヒカリさん、貴方のお父様が昨晩何者かによって殺害されました。その件で少々お話を伺いたいのですが。」 …ひかりさん。私を見てそう呼びかけている。…父親が、殺された? ぼんやりしていた頭が徐々にはっきりしてくるとともに、自分の異変に気付く。 「……記憶が、ありません。」 「なんですって。」 困惑する警察官と、目を見開く女の子と男の子。女の子は今にも泣きだしそうな顔になり、男の子は何かに対する怒りをこらえるような顔で拳を握りしめていた。 はたして、事件の真相にたどり着くことは出来るのだろうか。
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2024/07/20公開
SHADOW CODE background image
SHADOW CODE
MARU
西暦2324年、未来都市エクリプスシティでは、全ての市民が頭に装着したICチップを通じてシティAI「NOVA」と交信している。日常の一部となったこの技術により、人々は思考だけで車を操ったり、義手を動かしたり、生活を便利にしている。しかし、この進歩の裏には暗く深い闇が隠されている。 ある夜、宿で鳴り響く大きな警報音。この音に導かれて四人はある部屋の前に集まる。部屋の中では、ベッドの上で生気を失った男が固まっている。レオンがその男の生死を確認すると、彼は既に息を引き取っていた。 この死は、ただの事故ではない。四人はそれぞれの能力と過去を駆使し、犯人探しとともに、エクリプスシティの裏に隠された深い闇へと挑む。彼らは死んだ男の所持品から手がかりを見つけ、街の表と裏をつなぐ影を解き明かしていく。
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2024/07/12公開
仮初めの話をしよう background image
仮初めの話をしよう
高遠蓮
キャンプ場にて……突然の大豪雨で行き場を失う主人公達4人。 誰かがランタンを囲って百物語をしないかと提案してくる。 折しも、キャンプ場はいわくつきの未解決殺人現場である。 不謹慎だとの声に、では「ありもしない」怪談ならどうかと提案が。 自身の経験をもとに、「嘘」に彩られた百物語が始まる。 「ホラーノベル」✗「マーダーミステリー」。 百物語を終えた主人公達には、果たしてどんな結末が待つのでしょうか。
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2024/07/06公開
魔宮館の怪 background image
魔宮館の怪
バンナイ
19世紀末、ヨーロッパの人知れぬ山中に屋敷を建て、隠遁生活を送る天才科学者がいた。 この物語は、彼の死体が見つかったことにより始まりを告げる。 孤独に耐えかねた天才が、世をはかなんで死を選んだのか? それとも、屋敷に居合わせた6人の男女の中に、科学者を無慈悲に殺害した犯人が紛れ込んでいるのかもしれない。 各人の思惑が交錯し、繰り広げられるのは華麗な推理ショウか、殺戮の宴か。 「魔宮館(まきゅうかん)」にて、皆様のご来訪をお待ちしております。
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2024/07/05公開
誰がために銃声は鳴る background image
誰がために銃声は鳴る
クマゾウ
国防軍所属特殊作戦部隊ベイオウルフ 対テロ特殊部隊である彼らの今回の任務は一人の男の護送だった。 通称ドゥーロン、本名国籍等一切不明。要人暗殺、航空機墜落、民間施設爆破など国内外の数々の事件を起こしながら一度も逮捕されなかった伝説的テロリスト。 そんな彼も部隊の長年に渡る捜査によりついに拘束され、今は部隊が所有する護送船の中で自由を奪われた不様な姿を晒している。 ドゥーロンを監視し、本国に送り届ける。それがベイオウルフの任務であった。 本国到着まであと数時間… そんな中事件が起きた。 軍医であるモーガン大尉が血塗れの遺体で発見されたのだ。 出航中の船内で一体誰が?どのようにして?なんのために? 困惑する部隊員。そんな中、場違いな笑い声が響く 「そこにいる女…俺が殺したぜ」 手足を拘束され椅子に縛り付けられながら、ドゥーロンは薄ら寒い笑みを浮かべながらそう言い放った。
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2024/06/28公開
贖罪のラ・マグノリア background image
贖罪のラ・マグノリア
クエン酸味
この街には、とあるマフィアファミリーが存在した――。 「Rovina Family」の名を冠するその組織は、 およそ15年にわたり、この街に拠点を構え、悪逆の限りを尽くしてきた。 街全体を巻き込み大虐殺を起こしたテロに始まり、麻薬や武器の密売・拷問・人殺しに至るまで何でもやる、人々を恐怖に陥れ、時に疎まれる巨悪の組織。 しかしその実、ファミリー内ではここ数年ほど、組織の巨大化に伴う内部抗争の激化に悩まされていた。 抗争は、創始者であるボスを中心とすべきだと考える「ボス派」、ボスの意向に異を唱える幹部が中心となる「革新派」がぶつかり合い、組織内部の政治のみに関わらず、街中でのシノギの奪い合いなど、今や互いに同じ組織であるとは思えないほどの激しい争いを繰り広げている。 過激化する「革新派」の刃は、今や長であるボスその人に向けられていた。 ボスはアジトではなく山奥に存在するボス本人の屋敷へと身を潜めることとなる。 屋敷には、ボス本人の許した人間以外は出入りすることが出来ない。 ――ある日、その屋敷にて。 あろうことか、ボスが死んだ。 殺されていた。 一体誰が? 「革新派」のスパイが紛れ込んでいるのか、それとも――。
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2024/05/21公開
レアカードに潜む殺意 background image
レアカードに潜む殺意
バンナイ
熱狂的な人気を誇るTCG(トレーディングカードゲーム)、「ウォーロック・ウォーズ」全国大会の決勝トーナメントが開催された。見事優勝した選手には、貴重なカードが副賞として贈呈される。 ところが決勝戦を控え、会場となったスタジオのあるフロアに保管していたはずのレアカードが消失していたことがわかる。果たしてレアカードはどこに消えたのか? スタッフと出場者たちは手分けしてフロア内を探し始めるのだった・・・。
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2024/05/13公開
思考回遊 background image
思考回遊
M106
気付けば、あなたは見知らぬ空間にいる。 ここはどこなのだろうか? そもそも、あなたは誰なのだろうか? ―――それに、あなたは何か大切な事を忘れている気がする。
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2024/04/28公開
アタマから落ちるような速さで background image
アタマから落ちるような速さで
なたーりえ
自分たちは小学生の頃からの幼馴染。 高校や大学は違うところに通ったりもしたが、付き合いは二十歳を超えた今も続いている。 今日は久しぶりに忘年会と称して、居酒屋に集まることになっていたのだが……。 ふと男たちが「ついでに初日の出を先取りしに行こう」と人気のない、現在閉鎖されている神社にこっそりと入って朝日があがるのを見ようと提案してきた。 神主が腰を痛めて、正月までに開けるかどうか……という状況に至っている富士湖神社へと向かった彼らは事件に遭遇したのだった。
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2024/04/26公開
ブレイヴ・トライアル background image
ブレイヴ・トライアル
スタジオ朝霞
 ここは、いわゆるファンタジーの世界。  人間に牙を剥く魔族と、それらを統べる存在である魔王。その魔王を討伐するという使命を背負った勇者が、パーティを組んで世界を旅する。そんな異世界でのお話。  勇者の資格を得るためには、王都で開催されているトライアル(試練)に通過する必要がある。  勇者たる者の素質とは、そしてそれを確かめるための試練内容とはどのようなものだろうか?  一抹の不安を抱えながら、3人の勇者候補生は会場の門を叩く。
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2024/04/16公開