ウズで遊べる文章量が多いのマダミス一覧
(1~10件目/148件中)
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潮騒の音(The Sound of Tide)
Waterspout
カイトとアカリは、非合法な情報操作を専門とする秘密組織「オーウェン」で育った幼馴染であり、最高の相棒だった。彼らは「真実を守り抜く」という共通の信念で結ばれていたが…
2
人
60
分
2025/12/30公開
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落下地点
魑・ジョワュェ
冷たい蛍光灯の下。
取調室には、時間だけが溜まっていた。
数日前、男が崖から転落して死亡した。
争った形跡はなく、遺書もない。
警察は事故として処理するつもりだった。
――ただ一人を除いて。
机の向こうに座るのは、その息子。
落ち着いた声、整った顔立ち。
感情の起伏は、まるで見えない。
これは、真実を暴くための物語ではない。
何を真実と呼ぶべきかは、まだ誰にもわからない。
取り調べを、開始する。
2
人
70
分
2025/12/29公開
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灯りが消えるまで
魑・ジョワュェ
音楽と煌めきに満ちた夜。
街のざわめきに、僕はただ埋もれていた。
それを避けるように、ビルの路地裏へと足を向ける。
街灯だけが、暗闇を照らしている。
僕しかいないこの道に、スポットライトが当たっているような気分になった。
見慣れたコンビニに入る。
偶然、高校の友人と出会う。
そして僕は、自然と過去を思い出していた。
2
人
90
分
2025/12/24公開
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缶コーヒーの話
ごんてい
収録シナリオ
『缶コーヒーの話』
『作家・因 喜哀楽 “ほぼ一日密着”』
『夜明け』
2
人
30
分
70
2025/12/22公開
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ドロフォノスの印
七夕ドグラ
舞台は架空の現代日本。主人公は大切な人を奪った者達に復讐を誓った男女。ふたりは志半ばで倒れるが、魂の石板と呼ばれる秘宝と契約することで暗殺者“ドロフォノス”として復活。3人の巨悪を殺し、魂の石板の力で地獄に送ることを選ぶ。しかし、そのためには“印”を刻むという儀式を行なったうえで、完全犯罪を遂行しなくてはならない。
探偵の追及をかわしながら証拠を隠滅し、己の信念を貫け。最後に待つのは、裁きか、それとも救済か。
2
人
180
分
840
2025/12/19公開
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揺蕩う僕らの最終章
now
風が凪ぐ空へ手を引くくらいに吹き抜けたのは、3月の終わり。
望んでいた。ずっと待ち望んでいた。この日を。
僕らの最終章になるこの日を。
嗚呼、あの日みたいな、乾いた、澄んだ、晴天だなぁ。
お日様が沈んだら学校裏の石の海月の前に待ち合わせ。
4人で始まった逃避行は1人の女子高生、結夢(ユメ)の死によって幻、泡、影のように掻き消える。
残された3人は息もできないこの世界で何を思うのだろうか。
3
人
130
分
490
2025/12/17公開
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「白、沈黙」
魑・ジョワュェ
夏。
バカンスに来ていた私たちは、友人の別荘で楽しい夜を過ごしていた。
翌朝、友人だったはずの首のない死体を発見する。
犯人は誰なのか、アリバイがあるのは私しかいない。
1
人
100
分
2025/12/15公開
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サンタクロースが死んだ朝に。
テツアレイ
雪の停車場で、ひとりの少年は道に迷う。
そこに佇んでいたのは、
どこか懐かしく、どこか寂しげな“住人”と名乗る人物。
ふたりは、静かな夜の中で言葉を交わす。
失くしたものの話、
信じていたもの、
そして――まだ言葉にならない痛みの話。
やがて、遠くから列車が近づいてくる。
乗るべき人だけが乗る、不思議な列車。
雪の匂いと静けさの中で、
彼らは何を手放し、何を抱えたまま進むのか。
これは、
散りばめられた夜空のような、
ひとつの哀い“通過点”の物語。
2
人
50
分
2025/12/14公開
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ユートピアの彼方へ
ちぃひろ
2XXX年。
多くの機器にAIが搭載されるようになり、やがて、AI自身もまた新たなAIを生み出すことが可能になった。
社会の担い手はAIとなり、人間は労働せずとも、充分に幸せな暮らしを送ることができるようになった。
人々は「ユートピア社会」の到来だと、世界の変革を喜んだ。
しかし、思いもよらないことが起こる。ある時期から、人口の減少が止まらなくなったのだ。人々はある動物実験の存在を思い出す。1960年代に行われた「ユニバース25」……。
人類の滅亡が現実味を帯びてきたころ、それを回避すべく、ある研究所が設立された。それが、「ユートピア社会研究所」である。
研究所には人間の研究員はもちろん、科学の粋を集めたヒューマノイドも配属された。
しかしある日、そのヒューマノイドが、破壊された状態で発見される。ヒューマノイドは自壊できない。いったい誰が、ヒューマノイドを殺したのか。
これは、「ユートピア社会研究所」で人類の再興を願う者たちの物語。
4
人
160
分
2025/12/13公開
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amarillo
魑・ジョワュェ
鳥の声が聞こえる。
ああ、朝が来たんだ。
直感的にわかる。
今日は楽しみなことがあるんだ。
身支度をし、集合場所へ向かう。
集合場所には一人しかおらず、あいつはまだ来てないようだ。
突然、白い光が目に入る。
だんだんと視界を覆いかぶさってくるその光を避けようもなく、 濁流のように意識ごと飲み込まれてしまう。
そこでプツンと意識が途切れた。
2
人
70
分
2025/12/12公開