あらすじ
妖怪が大陸の覇権を握り、数多の人間が淘汰された時代。 家族を失くし、行く宛てもない下人の子供たちは、妖怪の魔窟である九龍楼と言われる場所で貧しくも共同生活を送っていた。 どれほど劣悪な環境で、人の尊厳を踏み躙られても、彼ら六人は深い夜が明ければ床下の寝床に集まり、同じ釜の飯を食らい、身を寄せ合うように眠った。 だがあの夜、最上階の客室でひとつの死体が上がる。 この九龍楼で、何が起きようとしているのだろうか。 一人の下人が行方をくらましていなければ、こんな暮らしがいつまでも続いてくれただろうか。
キャラクター
火傷(15歳の少女)
先の大戦で家族を失くし、顔の右半分に火傷を負っている。この九龍楼では他の下人より長く働いている。給仕係。
臭(13歳の少年)
先の大戦で貧窟街の兄弟を失くしている。世話焼きな性格からか、九龍楼では失声のことをよく気にかけている。清掃係。
失声(9歳の少女)
先の大戦では両親を失くしている。絶世の美貌だが虚弱な体質持ちで、今から半年前に声を失った。接待係。※PC環境推奨
銭(11歳の少年)
先の大戦では身寄りもなく、孤独に卑しく生きていた。この九龍楼では、一二を争う守銭奴と言われている。警備係。
弱視(11歳の少年)
先の大戦では父親を失くしている。先天性の弱視で、父親譲りの料理の腕はいいがたまに砂糖と塩を間違える。調理係。
制作者のコメント
九龍楼(くーろんろう)と読みます。 日本昔話程度の訛りがあります。やりやすい言い回しに変えて読み上げていただいても大丈夫です。 ◆素敵なイラストお借りしました◆ くらげさん様 LONPEL様 pixabay様 ◆BGM◆ DOVA-SYNDROME様 なぐもりずの音楽室様 効果音ラボ様 ◆SPECIAL THANKS◆ テストプレイヤーの皆様