あらすじ
二十世紀初頭、国境沿いの町を訪れた巡業サーカス「ルナ・カラヴァン」。 夜公演の成功に沸く舞台裏で、一座の看板奇術師ヴィクトルが、自らの控室で死体となって発見された。 控室の扉には内側から古い閂がかかっており、そこは誰も出入りできない密室だった。 華やかな舞台の裏側で、いったい何が起きたのか。 一座の関係者であるあなたたちは、警察が到着するまでの間、事件の真相を話し合うことになる。
キャラクター
サビーナ
巡業サーカス団<ルナ・カラヴァン>を率いる団長。 思い切りのいい判断力と責任感で一座をまとめている女性。団員たちのことを大切にしており、時に強引に見えるほど迷いなく決断する。 華やかな舞台の裏側で、一座全体を支えるまとめ役。
ゾーラ
巡業サーカス団<ルナ・カラヴァン>の空中曲芸師。 明るく前向きな性格で、観客を沸かせる一座の花形の一人。勢いのある演技を得意とする努力家で、考えるより先に体が動くところがある。 シルクリボンを得意演目にしておりリボンを手足のように動かせる。
ダミアン
巡業サーカス団<ルナ・カラヴァン>の道具係。 長く舞台裏を支えてきた年長者で、落ち着いた物腰から団員たちにも頼られている。演目に使う小道具や舞台装置の確認を任されており、黙々と仕事をこなす。 派手な舞台の裏側を整える、縁の下の力持ち。
ルカ
巡業サーカス団<ルナ・カラヴァン>の若い奇術師。 新しい奇術の仕掛けを考える才能があるが、自信がなく、看板奇術師ヴィクトルの補佐に回ることが多い。 現在の一座の看板であるヴィクトルの脱出奇術も元は彼の発案によるもの。
制作者のコメント
短時間で遊べる、密室推理重視のマーダーミステリーとして制作しました。 華やかなサーカスの舞台裏で起きた事件を、証言や時系列を整理しながら追っていく作品です。 ロールプレイや駆け引きよりも、情報共有とトリックの解明を楽しみたい方に向いています。 私がシナリオを作るうえで重視しているのは、納得感があること、推理が楽しいこと、そしてプレイヤーが自然にキャラクターとしてふるまえることです。 構成はあえてかなりシンプルに、しかし一つの密室事件として丁寧に考えられるように作りました。 気軽に楽しんでいただければ幸いです。