あらすじ
星暦王国ルミナリア。 建国祭の朝、王立魔法郵便局の仕分け台に、見覚えのない銀色の封筒が現れる。 封筒に記されていたのは、奇妙な配達指定だった。 宛先:王女リリア様 配達指定:昨日 午後5時 差出人:不明 過去へ届ける郵便など、存在しないはず。 けれど封筒は、まるでどこかへ行きたがっているように震えていた。 今日は建国祭。 正午には、王女リリアによる大切な星呼びの儀式が行われる。 新人配達員。 仕分け魔法使い。 竜便係。 局長代理。 4人の局員たちは、この不思議な封筒を調べることになる。 この手紙は、本当に王女宛なのか。 なぜ配達指定は「昨日」なのか。 そして、この封筒はどこへ届こうとしているのか。 これは、王立魔法郵便局の長くて奇妙な一日。 届かなかった手紙をめぐる、ファンタジー・ミステリー。
キャラクター
ルカ
新人配達員/18歳/女性 「届けるべき手紙なら、最後まで諦めたくないんです」 王立魔法郵便局に入ったばかりの新人配達員。 まだ経験は浅いが、手紙を届ける仕事への想いは強い。 失敗を恐れながらも、誰かの言葉を正しい相手へ届けたいと願っている。
ノア
仕分け魔法使い/24歳/男性 「宛先は、手紙の運命だ。読み違えれば、届くべきものは迷子になる」 王立魔法郵便局で仕分け魔法を担当する優秀な若手職員。 手紙に残る魔力筆跡、宛先、消印、封印の状態を読み取ることに長けている。 冷静で理屈を重んじるが、そのぶん一度気づいた違和感を簡単には見逃せない。 軽口は少なく、仕事には厳しい。
ビビ
竜便係/18歳/男性 「地上が混んでいても、空ならまだ間に合うかもしれない」 小型ドラゴンのピピンとともに竜便を担当する若い局員。 明るく、人当たりがよい。 だが、竜便係として空を飛ぶ時は、風の流れや魔力の乱れ、ピピンの反応をよく見ている。 急ぎの手紙を運ぶことに誇りを持っており、「間に合わない」と言われる状況でも、まだ道を探そうとする。 相棒のピピンを大切にしている。
エルマ
局長代理/32歳/女性 「規則を守ることも、手紙を守ることです」 王立魔法郵便局の局長代理。 局長オルフェが不在のため、建国祭当日の郵便局を取り仕切っている。 王家宛の郵便、儀式関係の書類、特殊な封印便など、判断の難しい郵便物にも向き合わなければならない立場である。 冷静で責任感が強い。
制作者のコメント
2作品目です! この作品は、明るいファンタジー世界観でマダミスを作りたいという思いから生まれました。 4人の主人公は、それぞれ立場も考え方も違います。 届けたい者。 宛先を読む者。 空から道を探す者。 止める責任を負う者。 4人で一通の手紙をめぐって悩み、疑い、選び直す物語です。 どうか最後まで、銀色の封筒の行き先を見届けてくださると嬉しいです! #クレジット 本作品では、キャラクター画像、背景画像、証拠画像の一部に生成AIを使用しています。 なぐもりず音楽室