あらすじ
まことに小さな国が、革命期をむかえようとしている。 この物語の主人公は、あるいはこの時代の小さな日本ということになるのかもしれないが、ともかくにもわれわれは、あるひとつの殺人事件を追わねばならない。 時は幕末、慶永三年十一月十五日。 京都の醤油商「大海屋(おおみや)」で事件は起こった。 動乱の影で大きな役割を果たしていた坂本という男が何者かに惨殺された。 誰が なぜ 何のために いままさに”幕末最大のミステリー”の真相に迫る、推理劇の幕が上がろうとしている。 あなたは事件を解決し、歴史の証言者となることができるだろうか。
キャラクター
谷守部
たに もりべ
三十代前半、一人称は私。 土左藩(とさはん)の生真面目な役人。高名な学者の家系であるインテリで、軍学や医学、薬学の心得もある。土左藩邸からいち早く駆けつけ現場検証を行う。
田中光弥
たなか こうや
二十代半ば、一人称は僕。 陸炎隊(りくえんたい)の副長格。土左藩出身。熱血漢で常に前のめりの明るい青年。坂本と、その相棒の陸炎隊長である中岡に心酔している。甘党で好物はぜんざい。好きな花は牡丹。
陸奥宗ノ介
むつ そうのすけ
二十代半ば、一人称は俺。 坂本が率いる海炎隊(かいえんたい)の副長格で田中光弥のライバル的存在。二枚目のクールな切れ者で、あだ名はカミソリ。女好きで口がうまく、金勘定も得意。紀ノ川藩の勘定奉行の家出身で、特技は高速ソロバン。
ミネ吉
みねきち
十代半ば、一人称はオイラ。 坂本の従者の少年。無精な坂本の生活を手伝っているほか、使いっ走りとして海炎隊の後ろ盾である四国の土左藩や、九州の佐津間藩などとの連絡役、情報収集に走り回っている。
お涼
おりょう
二十代後半、一人称はアタシ。 坂本の妻。目鼻立ちがはっきりとした艶のある京美人。奔放な人柄だが、入浴中に半裸で飛び出して坂本に襲撃を知らせた逸話を持つなど、肝がすわった面も。独身時代は仲居だったが、医師の家に生まれたため少し医術の心得がある。
伊藤平太郎
いとう へいたろう
浪人風の中年の男。一人称は拙者(せっしゃ)。 現場にいあわせた元真撰組(しんせんぐみ)の幹部。理論派で策士(さくし)という評判だが鋭い目つきをしている。今は真撰組とケンカ別れして、倒幕運動をしているらしい。
制作者のコメント
マダミスのシナリオ制作初挑戦です。慣れないことばかりで一年もかかってしまいました。 どうぞどうぞ、暖かい目で見守ってくださいませ。 ●●_____●_____●●_____●_____●●_____● 【special thanks】 テストプレイにご参加くださった皆さま 日清ラ王・JACK-WORKs・タカ・きあら・タケナカ・にゃんこ 蒼-ao・へんぺる・ぎん・道南SVライダー・ヤギマル・メグ 【画像】 Canva Bing Image Creator photoAC イラストAC シルエットAC イラストボックス SILHOUETTE ILLUST icon-pit 【BGM・SE】 DOVA-SYNDROME 効果音ラボ ●●_____●_____●●_____●_____●●_____●