あらすじ
山奥にひっそりと建つ、外界から隔絶された研究施設『五感研究所』。 そこでは、子どもたちの五感を強化し、各業界のスペシャリストへと育成する極秘実験が行われていた。 視覚。聴覚。嗅覚。 それぞれ異なる感覚を強化された三人の被験者は、幼い頃からこの施設で暮らし、長い年月を訓練と実験に費やしてきた。 そんな三人に、ある日突然、 明日、この施設を卒業することが告げられる。 長く続いた施設での生活も、今夜で終わる。 そのはずだった。 その夜、施設内に突如として警報が鳴り響く。 閉ざされる扉。 途絶える外部との通信。 そして、施設の中で起きていた異変。 三人は、それぞれの研ぎ澄まされた感覚を頼りに、施設を調べ始める。 しかし、調べれば調べるほど、施設には不可解な点が増えていく。 なぜ警報は鳴ったのか。 この施設で、いったい何が起きているのか。 三人は、それぞれが持つ感覚と情報を頼りに、少しずつ真相へと近づいていく。 信じるべきは、自分自身か。 仲間の言葉か。 それとも まだ誰も知らない、この施設の真実か。
キャラクター
音羽
おとわ
17歳・男性。聴覚を強化された被験者。微かな機械音や呼吸の変化などまで聞き分ける。まじめで責任感が強い。 ※物語進行上、地の文を読み上げる機会がやや多めです。配役の際の参考にしてください。
見崎
みさき
18歳・男性。視覚を強化された被験者。輪郭や小さな形の変化などにも気付く。冷静で合理的な性格。
香坂
こうさか
16歳・女性。嗅覚を強化された被験者。人や薬品の匂い、空気に残る痕跡などをたどれる。好奇心旺盛で行動派。
制作者のコメント
戌森うっちと申します。 この度は『五感の密室』をご覧いただき、ありがとうございます。 本作では、「五感」をテーマに、マーダーミステリーならではの「情報を集め、真実を考える」という体験と、少し哲学的なテーマを組み合わせています。 「哲学」と聞くと少し難しく感じるかもしれませんが、事前知識は一切必要ありません。 ぜひ、それぞれのキャラクターが見たもの、聞いたもの、感じたものを大切にしながら、物語を楽しんでいただければ嬉しいです。 マダミス制作サークル 娯楽で一杯 戌森(いぬもり)うっち