Introduction
時は江戸。 近江国は草津の地にて、男性の死体が発見された。 居合わせた人間の中には、齢十五にも満たぬであろう少女もいた。 本物の死体を前にして泣きじゃくる彼女を、周囲の大人たちが必死に宥(なだ)めている。 しばらくして少女が落ち着きを取り戻し、ようやく会話ができるようになった頃。 見開かれたその目には、日本人らしからぬ緋色の虹彩が浮かんでいた。 思わず皆は戦慄する。 この子は――"憂目の子"だ。
Character
なずな
なずな
性別:女 年齢:14 肩書:孤児(みなしご) 方言:なし 「こんな私でも―― 幸せになっていいのかな」
紗江
さえ
性別:女 年齢:22 肩書:針子(はりこ) 方言:なし 「誰も来ないで―― 指一本、触れさせないから」
織部
おりべ
性別:男 年齢:25 肩書:侍(さむらい) 方言:なし 「拙者の目の黒い内は―― 些末な狼藉も許されぬと思え」
暁
あきら
性別:女 年齢:32 肩書:別式(べつしき) 方言:なし 「貧相な身体だねぇ―― 私が鍛えてやろうかい?」
隆丞
りゅうじょう
性別:男 年齢:44 肩書:宮司(ぐうじ) 方言:なし 「草津一、世話好きな男―― その名は伊達ではありませんよ」
初
はつ
性別:女 年齢:17 肩書:茶屋娘(ちゃやむすめ) 方言:関西弁 「草津の宿の茶屋娘は―― 天下一品の別嬪さんやでぇ!」
銀六
ぎんろく
性別:男 年齢:24 肩書:透破(すっぱ) 方言:なし 「見逃してくれ――だと? なら、頸を置いてくのが条件だ」
彌七
やしち
性別:男 年齢:28 肩書:蝋燭商(ろうそくしょう) 方言:関西弁 「蝋燭の作り方――? それだけは教えられへんなぁ!」
Author's Comment
「あさか」と申します マダミス作家の端くれです。 ※一部のイラストにAI画像生成ツールが使用されています。