あらすじ
今日は冬至祭りの日。 大人たちは宴の用意で忙しい。 子どもたちがなにをしているかなんて、誰も見ちゃいない日だ。 よい子にしていれば、冬至の夜に妖精サンタがやってきて、贈り物を配っていく。 うそっぱちな伝承も、面白くもない風習も、関係ないところでおしゃべりしていよう。 少年たちにとって、そんな一日になるはずだった。 彼らは出会ってしまう。 彼らへ贈り物を届ける予定の、本物の妖精サンタに。 目の合ったきみ。 きみにふさわしい贈り物は、いったいなんだろう?
キャラクター
テルダ
一人称:テルダ 性別:自由 うっかり者の妖精サンタ。 チャールと遊ぶのが大好き。 遊びほうけていて、一年間子どもを見守る仕事を忘れていた。 チャールといっしょに、冬至当日に担当の子を観察しにいくことにする。 背中に羽があり、空中を飛び回るのが得意。
チャール
一人称:ボク 性別:自由 ちゃっかり者の妖精サンタ。 テルダと遊ぶのが大好き。 遊びほうけていて、一年間子どもを見守る仕事をサボっていた。 テルダといっしょに、冬至当日に担当の子を観察しにいくことにする。 ひたいにツノが生えていて、大地を跳ねるのが得意。
レイ
一人称:私 性別:男 村長の家のあととり息子。 両親と三人暮らし。 立派な村長の父から期待されて育った。 アッカは唯一親しい友だち。 隠れていつも会っている。 冬至の今日、12歳になった。 アッカより背が低い。
アッカ
一人称:おれ 性別:男 村はずれの家の息子。 幼くして母を亡くし、父親とふたり暮らし。 父は酒におぼれ、村の皆からうとまれている。 レイは唯一親しい友だち。 隠れていつも会っている。 夏に誕生日を迎え、12歳になった。 レイより背が高い。
制作者のコメント
ウズ非公式企画「ウズクリ!2025」参加作品です。 よろしくお願いいたします。